「このウニョウニョするものが『エゴ』か」
「note」で、うまれてはじめて有料記事をつくった。
2023年は「こうしよう」と思うことが例年より具体的で、そのなかに「スピリチュアルに傾倒していこう。強調していこう」がある。
ライフワークとして、スピリチュアルのことを語れるジャーナルをつくることがやりたいなぁなんて、ぼんやり思い始めていた時。
ヒーラーでありチャネラーの友人が、おもしろい”やること”を教えてくれた。
「霊界から私が教わった、目に見えない世界のことを、ちゃんと後の人も知れるように、残していく時みたいなの。これ、どうやるのかな。本の出版とか?」
彼女とは友人でもあるので、これまでも彼女が興している活動についてアドバイスをしたり、お手伝いをしたりしてきた。
でも今回は、私個人のやりたいことと、彼女の”やること”とが、ピッタリ重なった。
早速彼女が霊界から聴いたという事柄を、話してもらって、書き起こして記事にした。
それにおいて「note」は現状、ピッタリだと思う。
私たちが伝えようとする事は、誤解をなるべく最小限にしたいから、どうしても文字数は増える。
そして、気楽なweb媒体として、流し読みをして異なる解釈をしてほしくない。
でも、web媒体らしく、広がっていってほしい。
「どこかの、だれかに、いつか、ちゃんと届いてほしい」
そう、「どこかの、だれかに、いつか」。
今じゃなくていい。20年後でもかまいやしない。
その人に必要な時に、きっと出会える。だからその時が来るように、その時まで、”のこして、置ける”ようにする。
それがこの記事を公開した理由なのに、恐ろしいことに記事を公開して、SNSでシェアを上げたところで「スキ」や「購入されました」の通知が気になってしまった。
『宣伝したくなる』『人を呼びたくなる』
私のエゴがウニョウニョしはじめる。
SNS上で、人を引っ掛ける”しくみ”だけなら、色々知ってる。
その知識を試すか?試すだけだよ?
とウニョウニョが問うてくる。
「これに出会ったのは幸運ですよ」とか
「これを読むあなたには開運が訪れます」といった、よくある売り文句だし、ただのキャッチコピーだ。
それでも言葉はおもしろくて、
”ということは、これに出会えなかったら、開運できないの?”
って逆を発生させてしまう。
片方を存在させたら、もう片方だってその存在が生まれる。
よく知ってるはずだ。自分がもしかしたら、反対側だったかもって思わされる恐怖。いずれそれは意図してもしなくても、支配に変わる。
だから、いかんいかんと頭を振って、そんなエゴを振り払う。
そんなことがしたいんじゃない。
私のエゴを満足させるために、この記事を扱っちゃいけない。
この記事は、いま、web上で誰でも読めるようになっている。それが最も重要なこと。”そこにある”ことが、役割なのだから。
そして同時に、もし”今”読まない人も、いつか必ず同じソースに着くはずだと、信じようと祈る。
もしかしたらそれは、私たちの作った記事ではないかもしれない。でも、同じところに人はきっと、いずれ来る”最適な時”に至るものだから。
件の有料記事はこちら(冒頭は無料です)。
Photo by Arnel Hasanovic on Unsplash
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